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なつみ憂のブログ

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高校生ラップ選手権 名勝負ベスト10

音楽

「バズーカ」の超人気企画、高校生ラップ選手権

口喧嘩の甲子園、それが高校生ラップ選手権!

高校生ラップ選手権とは、BSスカパーの人気番組「バズーカ」で行われるラップの全国大会。回を重ねるごとに好評を博し、すでに六回も大会が開かれてきた。多くの音楽ファンや、普段ヒップホップを聴かない様な人にも人気が拡大していて、実際にここで好成績を残して大手レーベルから音源をリリースしているラッパーも次々に誕生しているのだ。

僕は第一回目にたまたまテレビで観て以来すっかり高校生ラップ選手権の虜になってしまい、何度も繰り返し観ている。そこで今回は、特に印象に残っている名勝負を10試合選んでランキングでご紹介する。ちなみにどっちが勝つとか、この大会では誰が優勝するかとかはモロにネタバレしてしまっているので、未見の方はご注意下さい。

 

高校生ラップ選手権 名勝負ランキングベスト10

第10位. EINSHTEIN vs T-Pablow

 

第5回大会より。アインシュタインが前回王者のT-Pablowを倒すという番狂わせを演じた名勝負。出だしから気合い十分で、真っ正面からパブロに挑む姿勢に感動する。お互いに楽しみながら試合している感じがすごくいい。結果的にはアインシュタインの挑戦者としての戦いぶりが会場をロックしていたという感じか。

 

第9位. MC妖精 vs LIL MAN

 

第1回より。エリー氏の大爆笑を誘った妖精だが、勝利には結びつかず。パブロと妖精の決勝というのも見てみたかったが、何となく締まらなそうだったのでこの結果が順等だろう。妖精は高校生ラップ選手権最初期の人気を支えた功労者として記憶にとどめつつ、今後もラッパーとして活躍し続けてほしい。

 

第8位. RACK vs HIYADAM

 

第3回より。タマフルでダースレイダー氏が「大会のレベルを一気に引き上げた」と言っていた試合。HIYADAMのフローに対して手数で攻め込むRACKだったがほんの僅かなミスの分だけ差がついてしまったという印象。二人とも後の大会に比べてカタい感じもする。

 

第7位. GOMESS VS MCニガリ

 

第3回より。今観ると非常に感慨深い試合。後に王者となるニガリと、アーティストとしてしっかり地位を築きつつあるゴメスがここで相見えた。ニガリは会場の空気を掴むのが非常に上手い。自分がどのように見られているかしっかり考えた上でラップの内容を組み立てているのがよくわかる。

 

第6位. Rude α vs SNOZZZ

 

第6回より。どうも会場の反応が悪いが、内容は極めてハイレベルで素晴らしい試合だと思う。SNOZZZのふてくされぶりに対してどうも客冷たい感じ。

 

第5位. かしわ vs T-Pablow

 

第4回より。パブロが己の生き様を見せつけるかの様な圧倒的なステージを見せた名勝負。特に2バース目は大会史上に残るスーパープレーが炸裂したという感じ。終了後のかしわの表情も「ここでそれ出すかね・・」みたいな感じになっている。高校生ラップ選手権には「関東vs関西」という側面もあるが、それを最も象徴するかのような試合でもある。

 

第4位. かしわ vs YZERR

 

第5回より。延長戦を終えてなお小薮氏が「むずかしい〜」というほど、審査員泣かせの名勝負。結果的にはかしわの巧みな攻撃に対して倍返しのアンサーで立ち向かったYZERRに軍配が上がる。パンチラインを放った後のYZERRの見栄の切りっぷりや、かしわがラップしている間の「ハア?」みたいな所作など、客に対する見せ方もとても上手い。

 

第3位. MCニガリ vs 言xTHEANSWER

 

第6回より。脅威の新人として一回戦目で強烈なインパクトを残したユートゥザアンサーがここでもスゴいスキルを見せつけながらも、ニガリの魂のこもったラップと老獪な戦いぶりの前に惜しくも破れる。R-指定もノリノリになってしまう、まさに超高校級の戦いであった。

 

第2位. Kay-on vs GOMESS

 

第2回より。在日朝鮮人と自閉症という、互いに複雑なバックグラウンドを持つ二人による感動的な戦い。ラップの内容とともに、試合を見つめるジブラの表情にもグッとくる。マイノリティであることで卑屈になったり皮肉を言ったりするのでは無く、そういう立場の人にしか言えない様な事をラップに乗せつつもしっかりと相手を攻撃している。高校生年代であるからこそ心に響いて来るような素晴らしい試合。

 

第1位. EINSHTEIN vs HIYADAM

 

第4回より。何度繰り返し観ても楽しめる、文句無しのベストバウト。両者ともに悪ガキ風の雰囲気であるがラップの仕方や声質が対照的でとても面白い。なんといってもHIYADAMの最初の入りがばしっと決まっていて一気に会場のボルテージが上がっているのが伝わって来る。いつかまた別の大舞台で勝負してほしい。

 

 

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