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なつみ憂のブログ

主に本や映画について。高学歴ニート→Webデザイナー

プログラマーもデザインに関わるべきである3つの理由

プログラマー デザイン参照:Mzukio

最近では、Webデザイナーがカバーすべき領域がどんどん増えています。以前はHTMLとCSSが出来ればOKでしたが、現在ではJavaScript、PHPといったプログラミングの技術がデザイナーにも求められ始めていて、フロントエンドエンジニアのような新たなポジションも多く確立されています。勉強すべき事がどんどん増えていますね。

Web制作の現場にいると、デザイナーとエンジニアの境界は分業体制としては合理的である一方で、場面によっては少し柔軟性を欠いてしまう事もあります。こうした事については色々な意見が交わされてきましたが、先日、海外サイト「Smashing Magazine」でこれに関連する面白い記事を見つけたので、以下に一部を翻訳してまとめました。現場に即した意見が大変興味深かったので、是非参考にしてみて下さい。

プログラマー・エンジニアとデザイン

デザイナーはどこまでプログラミングに熟達すべきか。これは以前から繰り返し議論されていることで、ブログやツイッターなどでもあれこれと意見が交わされている。しかし逆に、プログラマーやWebディベロッパーのデザインの関与に関してはあまり話題になる事が無い。これは問題だ。プログラマーはデザインに関してもっと言える事・言うべき事があるのだから。

不幸な事に、多くのデザイナーはデザイン至上主義で独りよがりでありがちだ。デザイナー達は、デザイナー自身が良いデザインと思うのであればそれでOKという姿勢を崩さないが、これは間違っている。

デザイナーに限らず、誰もがデザインに関して有益な意見を言う事が出来る。もちろんプログラマーも。確かに、デザインの勉強を重ねた人であれば、デザイン上の問題解決方法をより効果的に発見する事ができる。しかし、だからといって他者が関与する必要は無いということでは無い。デザイナーであれば、時には己のエゴを消して大勢の人の意見を受け入れる事が重要だ。

1. 工数・作業時間の短縮

例えばちょっとしたボタンのデザイン変更など、デザイナーからするとなんてことなく思えるような事でも、プログラマーにとっては大掛かりな作業になってしまう事がある。デザインに関わる決定の現場にプログラマーがいないと、これに伴って様々な問題が発生してしまうのだ。

デザインとプログラミングを完全に引き離してしまうと、こうした意思疎通に時間を要してしまう。デザイナーチームの決定に対して、プログラマー側から「技術的に出来ません」というムダなやり取りが繰り返されてしまう。プログラマーは常にデザイン面の決定にも関わっているべきなのだ。

2. 新たなアイディアの創出

プログラマーはデザインに制限を加えるだけではなく、むしろ新たな可能性も提示してくれることもある。デザイナーは己の技術的な知識の範囲内で物事を考えるから、自然と考えを狭めてしまっている場合が多い。デザイナーが全く思いもしなかったようなアイディアが、プログラマーからぽろっと生まれてきたりするのだ。

プログラマーと協同する機会を増やす事は、デザイナーにとっても大きな恩恵をもららす。プログラミングやWeb開発に関する知識を増やしていけば、デザイナーはジェネラリストとしてより有望な人材に育っていく可能性がある。

3. プロジェクト全体への関心を高めてもらう

プログラマー達の仕事は、プロジェクト全体から見ると一番最後の方になってしまう。既に大枠が出来上がっているものを仕上げる、というのが彼らに期待される事になりがちだ。これでは、プロジェクトそのものに対する思い入れが湧いてこず、必然的にモチベーションも低下してしまう。

デザインはもちろん、マーケティング等を含めたディレクションの段階からプログラマーに積極的に意見を求めて、プロジェクトへの関心を高めてもらう事が出来れば、より良いサービスを開発する事に繋がっていくのだ。

(参照:Why You Should Include Your Developer In The Design Process - Smashing Magazine )

 

いかがでしょうか。エンジニアをプロジェクトの初期段階から関わらせるという事は実際にはやっていても、このようにモチベーションコントロールにも繋がるという発想は無かったですね。

プログラマーはデザインの知識が無くても、技術的な知識を提供する事でデザインの可能性そのものを広げてくれます。こうしたフィードバックが繰り返されていけばデザイナーにとっても非常に有益ですし、チーム全体が活性化していきそうですね。

 

 

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