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なつみ憂のブログ

主に本や映画について。高学歴ニート→Webデザイナー

苫米地英人の本 おすすめの7冊

脳機能学者・苫米地英人の本からおすすめをチョイス

自己啓発本から就活本まで、とにかくおもしろい!

書店の自己啓発本コーナーに行くと売り場でかなり目立っている事が多い「苫米地英人」コーナー。とにかくもの凄い数の本を書いていて、いずれも売れ行きが好調なようで過去作も常に棚に並んでいます。

怪しげな風貌や本の体裁からして、あまり苫米地氏の事を知らない人からするとちょっと取っ付きにくい感じがあるのも否めません。僕自身、この手の自己啓発本はあまり読まないのですが、テレビで偶然苫米地氏が出てしゃべっているのを見て「なんて面白い&頭の良い人なんだ」と感心し、彼の本を次々に読みました。

苫米地氏はビジネスマン向けの本から英語学習本、就職活動の攻略本まで、とにかく色々な本を書いています。僕は苫米地英人という人そのものに興味があったので、本の内容はそこまで惹かれるもので無くても、「苫米地が書いているなら」という風にたくさん読みました。今回はその中から、特におすすめしたい7冊の本をご紹介したいと思います。

(※画像をクリックすると本の詳細を見る事が出来ます。)

 

苫米地英人 おすすめの本一覧

 努力はいらない! 「夢」実現脳の作り方

タイトルからしていかにも浅はかな自己啓発本のような見た目ではある。しかし中身は本当に素晴らしい。苫米地氏の脳機能学上の蓄積やコーチング理論に基づいて、平易な文章でありながら極めて密度の高い話が展開されている。人間と世界に関して一気に視野が開ける様な強力な本。苫米地氏の主張のうち大きなものの一つとして「人間の行動を支配するのは脳であり、脳は言葉によってコントロールされる」というものがある。彼の著書の殆どに含まれている考え方だが、この本が最も分かりやすくそれを知る事が出来ると思う。「夢の実現とか興味ないし」と思っているな人でも、まず読み物として手にとってみて欲しい。

 

英語は逆から学べ!

内容を一言で言うと「英語を学ぶのに最良の方法は海外ドラマを字幕も吹き替えも無しで、英語のままで見る事」。苫米地の脳機能学の理論を英語学習に応用した本。意図的にかなり極端な意見で読者をフックにかけていくのが苫米地の方法論であり、本書もその類いではある。しかし「言語」というものについて深く考える事ができるし、現代日本の英語学習の問題点についても知る事が出来る。

 

スピリチュアリズム

発売されたのは2007年。当時は「スピリチュアル・カウンセラー」江原啓之がテレビで活躍していた。その江原のスピリチュアリズムを洗脳やカルトの専門家として論理的に批判したのがこの本で、当時は一部のアンチ江原の中で話題になっていた。苫米地の肩書きはあまりに多いが、特に重要なものの一つとしては仏教の専門家でもある。この本の中の「中観」の解説は、仏教の理解を一気に高めてくれる。本の中では一部中沢新一がオウムに与えた影響に対する批判なども展開されており、カルトの危険性を極めて分かりやすく理解する事が出来る。

 

テレビは見てはいけない

記念すべき、僕が初めて読んだ苫米地本。「おれテレビ見ねーし」が自慢でも何でもなくなる、実証的かつ論理的なメディア・権力批判本。テレビというメディアが潜在的に持つリスクや、日本の電波政策やメディア産業全体を包括的に攻撃している。これだけネットが普及しても、日本人は本当にテレビが好きだ。ツイッターなんてテレビへのつまらない突っ込みしか無い。テレビばかり見ていないで本を読め、とか言うと本当にウザいだけなのだが、これを読むと以下にテレビがヤバいかというのがわかる。

 

聴くだけ!クラシック音楽で脳が目覚める

苫米地は大変な音楽好きでもあり、自身も高額なアンプやギターを携えてたびたびロックコンサートを開いている。音楽が人間の脳や感情に訴えかける力というのは、やはり相当なものがあるらしい。これを読むと、クラシック音楽の聞こえ方がかなり変わって来る感じがする。複数の旋律やリズム、和音が同時に進行する音楽という芸術は、文学や映像等他のあらゆる表現形態と一線を画する。その非言語性や重層的かつ莫大な情報量は、人間の脳を確実に目覚めさせるのだ。

 

ほんとうに頭がよくなる「速読脳」のつくり方

こちらもかなり煽り気味のタイトルだが、中身はさらにぶっ飛んでおり、それでいてむちゃくちゃ面白い。簡単に結論言うと、速読をする為には沢山本を読んで知識を蓄積しなければならない、という元も子もないものである。しかし、そのようにして知識にしっかりと支えられた「速読脳」は人の可能性を大きく広げる。本当か嘘かは分からないが、苫米地氏は右目で一冊、左目でもう一冊という感じで2冊の本を同時に読む事に挑戦しているらしい。アメリカでの大学院生時代に一日数十冊の本を読んでいたというぐらいだからやぶさかでは無い。

 

なぜ、脳は神を創ったのか?

僕の中では「カラマーゾフの兄弟」かこれか、というくらい。人間と神の関係について真っ正面から述べた類いまれなる本である。「神」という概念は一体どこからやってきたのか、そもそもなぜ世の中には宗教があるのか、といった事が苫米地氏の博覧強記な怪人ぶりを存分に発揮した形で示されている。特に図らずも神の不在を証明してしまった数学者、クルト・ゲーデルのエピソードなどは必見。あなたの大きく価値観を揺るがせる可能性を持っている本だ。

 

 

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